“『給食室のいちにち』フルコース”

取り上げた本やお話

書名給食室のいちにち
著者名大塚菜生文、イシヤマアズサ絵
出版社少年写真新聞社
出版年2022年
ISBN9784879817600

献立の紹介

一食分の献立ポークカレー、ブロッコリーとパプリカのサラダ、あじさいゼリー、牛乳
食材料、作り方ポークカレー
材料:バター、小麦粉、カレー粉、豚肉、にんじん、たまねぎ、じゃがいもなど
作り方:バターと小麦粉、カレー粉からルーを作ります。豚肉や野菜を軽く炒め、ガラスープを加えて煮込み、ルーや調味料で味を整えます。

ブロッコリーとパプリカのサラダ
材料:ブロッコリー、赤パプリカ、キャベツ、ホールコーン缶、ドレッシング(白ワイン、リンゴ酢使用)
作り方:ドレッシングを作り、冷まします。野菜を一口サイズに切り、ボイル後冷却、冷ましたドレッシングと和えます。

あじさいゼリー
材料:ぶどうジュース、カルピス、砂糖、粉寒天
作り方:ぶどう寒天液、カルピス寒天液をそれぞれ作ります。容器にカルピス寒天液を入れ、固めます。ぶどう寒天液はバットに流して固め、クラッシュ状にしてから固まったカルピス寒天の上にのせます。

展示・お便り・ポスター

献立の解説、学校図書館員や栄養教諭、管理栄養士のコメントや工夫

実際に絵本に登場する給食のイラストに、出来上がった給食が近くなるように工夫して献立作成を行いました。特にブロッコリーとパプリカのサラダは切り方もそろえ、イラストそっくりに仕上げることができました。また、デザートのゼリーは実施日が6月だったことから、季節感を出すためにあじさいゼリーとして提供しました。

子どもや保護者、教職員の感想コメントや影響

実施の週は、ほぼ全学年にこの絵本の読み聞かせを行った。
給食の作業工程や衛生管理などの細かいところまで描いてあるため、そんなことまで!と驚きの声や、美味しそう!早く食べたい!など悲鳴のような声が上がった。
読書ノートには、感謝して食べたいなど、給食室の作ってくれる人への意識が芽生えたことがうかがえた。

実施情報

実施年月日2023年6月16日
実施した背景毎月一回行っている
都道府県 市町村東京都 文京区
学校名または施設名東京学芸大学附属竹早小学校
事例作成者栄養教諭・学校司書