図書館情報交流会 in 鳥取(2017年9月2日)開催報告
図書館の新たな情報発信 ~ウィキペディアタウン~
地方創生が叫ばれる近年、図書館は地域の中核的な社会教育施設として、地域情報拠点として、ますますその役割の重要度を増しつつあります。このような情勢を踏まえ、図書館有志で構成されている「図書館サービス向上委員会」では、「図書館の新たな情報発信」をテーマに「ウィキペディア等を活用した情報発信と地域活性化に関する講演」を開催することにいたしました。
※掲載内容は取材当時のものです。
会場:鳥取県立図書館 大研修室
主催者あいさつ・講義の様子
『主催者あいさつ』
図書館サービス向上委員会 副委員長
八田 信 氏
当委員会副委員長の八田による情報交流会開演の挨拶、参加者へ向けたりぶしるについての説明。
『オープンデータを活用した地域情報の発信と地域活性化について』
オープンデータ京都実践会
青木 和人 氏
ウィキペディアタウンの活動内容紹介や、自治体でのオープンデータ取り組み状況、公共図書館との連携について。
『ウィキペディアについて』
オープンデータ京都実践会
Miya.m 氏
ウィキペディアの説明、特徴、記事記載のルール、ウィキペディアタウンの活動状況紹介、ウィキペディアへの世界の図書館の動きについて。
『郷土資料をウィキペディアタウンで活用する』
オープンデータ京都実践会・京都府立図書館
是住 久美子氏
具体的な活用の仕方、新聞記事、レファレンス事例、検索で使うサイトについてと、図書館がウィキペディアタウンを支援する理由について。
『図書館員に知って欲しい、地域のためのツール』
オープンデータ京都実践会
坂ノ下 勝幸 氏
ツールとは「想いが込められた活動」のこと、図書館が地域のために出来ること(課題解決の具体的な活動例)である。
地域住民の「想い」を知識面でサポートし、その活動を促進することができる。
午後のワークショップ
プログラム
【図書館の新たな情報発信】図書館の郷土情報を紡ぐ・編む!!ウィキペディア等を活用した情報発信と地域活性化を実践する!!
☆場所:鳥取県立図書館 大研修室
時 間 | 内 容 | ||
9:30~10:00 | 受付 | 鳥取県立図書館 大研修室前 | |
1 | 10:00~10:10 | 主催者あいさつ | 図書館サービス向上委員会副委員長 八田 信 |
2 | 10:10~10:30 | 講義(1) |
テーマ:『オープンデータを活用した地域情報の発信と地域活性化について』 講師:青木和人(オープンデータ京都実践会) |
3 | 10:30~10:50 | 講義(2) |
テーマ:『ウィキペディアについて』 講師:Miya.M(オープンデータ京都実践会) |
4 | 10:50~11:10 | 講義(3) |
テーマ:『郷土資料をウィキペディアタウンで活用する』 講師:是住久美子(オープンデータ京都実践会・京都府立図書館) |
5 | 11:10~11:30 | 講義(4) |
テーマ:『図書館員に知って欲しい、地域のためのツール』 講師:坂ノ下勝幸(オープンデータ京都実践会) |
昼 食 (60分間休憩) | |||
6 | 12:30~13:30 | ウィキペディアタウン体験街歩き | 県立図書館周辺を散策 |
7 | 13:30~16:00 | ウィキペディアタウン体験 (文献調査、ウィキペディアの編集) |
編集補助:オープンデータ京都実践会 (青木、Miya.M、Miya、是住、坂ノ下、榎) |
8 | 16:00~16:30 | 成果発表・講評 | |
9 | 16:30~16:40 | お礼の言葉 |