変わった用語

年鑑(ネンカン)

年に1回発行される定期刊行物のひとつで、1年間の事件や統計などの情報をまとめて収録したもの。

逐次刊行(チクジカンコウブツ)

終期が予定されておらず、同一の表題のもとに継続的に刊行される出版物のこと。
新聞、雑誌、年報などが該当する。

相関索引(ソウカンサクイン)

日本十進分類法(NDC)などの分類表中の用語だけでなく、同義語や類語などを含めて
関連性や観点などから分類記号に導けるように配列した索引。

責任表示(セキニンヒョウジ)

記述対象となっている文献の知的あるいは、芸術的内容の創造に責任を有する、
もしくは寄与している個人・団体についての記述。
また、その役割に関する表示。著者・編者など。

禁帯出(キンタイシュツ)

館外への資料の持ち出しを認めていないこと。
対象の資料には「禁帯出」等のシールを貼っている。

加除式資料(カジョシキシリョウ)

図書と異なり、製本されずに1ページごとに差し替えができるように構成された目録情報データベースのこと。ルーズリーフ式資料とも呼ばれる。

ex)国の法令、地方公共団体の条例

二次資料(ニジシリョウ)

一次資料に到達するために、いろいろな角度から検索できるように編集された刊行物。
索引・目録・抄録・人名録などがある。

典拠コントロール(テンキョコントロール)

著者・件名などに一貫した見出し・識別等を付与し、管理するもの。

関連ページ: 図書館用語集 「人名典拠」

一次資料(イチジシリョウ)

オリジナルな情報を記載した資料のことで、一次文献・一次刊行物・一次情報などをいう場合もある。

関連ページ: 図書館用語集 「二次資料」

図書館を一文字で表す言葉

「図書館」の略字。四角の中にカタカナのトと言う字を書く。図書館業界でよく使用される。件名などに一貫した見出し・識別等を付与し、管理するもの。

Ex.)富士通図書館を表現する場合は以下のように書きます。

見計らい(ミハカライ)

書店や取次業者が現物を持ち込み売り込むこと。現物選書ともいう。

関連ページ:初心者のための図書館Q&A「見計らい」

新刊急行ベル(TRC)・新継続

TRCが図書館向けに選定した本を、自動購的に購入する事。

奥付(オクヅケ)

刊行物の情報(著者、発行者、発行所等)が記載されているページ。

装丁(ソウテイ)

本を貸出する前に行う作業。
例えば、ブックカバーの装着、バーコードの貼り付けなど。
和装、洋装がある。

書誌同定(ショシドウテイ)

書誌が同じものか否かを判断する事。
MARC番号やISBN、ISSNなどで同定する。
番号がない場合は、書名や著者により同定する。

一夜貸し(イチヤガシ)

閲覧専用資料を、閉館時から翌日の開館時まで、一晩に限り貸し出す事。